バズ動画に「あれはウィンクじゃありません(笑)」

――よつはさんは今夏、仙台育英野球部(硬式。以下同)史上初の女子部員ということで、大変注目を浴びました。率直な思いは?

東日大昌平のマネージャーをされていた中野蘭さんが、私を見て「マネージャーでもユニフォームを着ていいんだ」と、ご自身もユニフォーム姿でベンチ入りしたと聞きました。

それもメディアの方々にたくさん取り上げていただけたからでしょうし、それで誰かの行動のきっかけになるのであれば、注目してもらえるのはありがたいです。

学生生活を送るよつはさん(写真/本人提供)
学生生活を送るよつはさん(写真/本人提供)
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――メディアに出ることに抵抗はない?

まぁ、そうです(笑)。

――ベンチでウィンクしている姿がカメラに抜かれたショート動画がバズってましたね。

あれはウィンクじゃないです!(笑)。ベンチからカメラに抜かれたのがわかったらスゴすぎますよ……。

――“女子初”みたいな言われ方に抵抗があったりしますか?

今はしかたないかと思いますが、将来的には女子だからどうって感覚がドンドン薄れていけばいいですね。

――仙台育英野球部でマネージャーをやるようになった経緯について。少年野球をやっていたんですよね?

はい。一応、ピッチャーでキャプテンでした。

小学生時代はピッチャー。「球速は100キロでないくらいでしたが、コントロールは良かったと思います。スローボールを低めに投げて打ち取るのが得意でした」(写真/本人提供)
小学生時代はピッチャー。「球速は100キロでないくらいでしたが、コントロールは良かったと思います。スローボールを低めに投げて打ち取るのが得意でした」(写真/本人提供)

――マネージャーは高校からですか?

いえ、通っていた中学校の野球部が途中に軟式から硬式に変わって、それを機にマネージャー専任になりました。

――女子野球という道もあったかと思いますが。

小6で少年野球のキャプテンになって周りをよく見るようになった時に、お母さん方がドリンクを作ったり、食べ物の準備をしたり、スコアをつけたり、すごくいろいろ負担してくださっていることに気づいたんです。

それで縁の下の力持ちじゃないですけど、チームを支える存在ってすごくカッコイイなと思い、マネージャーに憧れるようになりました。