実際に調査10店回ってハート型が出たのは……。

最後に、インスタでも言及していた実施理由について詳しく訊くと、担当者は《8月10日の語呂合わせ(ハート)にちなみ、日頃からすき家をご利用いただいているお客様への感謝の気持ちを何か形にできないかと考えた結果、人気商品の『まぐろたたき丼』に期間限定で一部ハート型のまぐろたたきを使用して販売することを決定いたしました》と答えた。

しかし、ハート型が提供される割合については《回答を控えさせていただきます》とのことだ。

ならば、実際に確かめるしかない……筆者は都内を走るJR山手線沿線の10店舗から対象商品を1点ずつ、計10点購入して“当選確率”を調べてみた。

まぐろたたきを使ったものが対象商品(写真/集英社オンライン)
まぐろたたきを使ったものが対象商品(写真/集英社オンライン)

品川・東京・新橋・上野・池袋・秋葉原・高田馬場・新大久保・原宿・新宿とビジネス街や繁華街、若者の多いエリアなど、できるだけ立地の異なる店舗を選んだ。

まずは品川で『まぐろたたき丼』を注文すると……。

いきなり遭遇とはならなかった。(写真/集英社オンライン)
いきなり遭遇とはならなかった。(写真/集英社オンライン)

ご覧のように、見慣れた円盤状だった。その後も『まぐろユッケ丼』『鉄火たたき丼』『山かけまぐろたたき丼』と対象商品を変えつつ、Xでテイクアウトでもハート型が出たとの報告があったため、テイクアウトで注文もしたが、半分の5店舗を回った段階でハート型には遭遇できなかった。

土日と平日で遭遇率が異なる可能性も考え、残り半分は日を改めることに。しかし、新大久保や新宿、“カワイイ文化”の街と言われハートと相性が良さそうな原宿でも空振り。結果は…ハート型の遭遇はゼロ! まさかの全敗だった。

場所を変え時間を変え10点購入しても全滅だった……。(写真/集英社オンライン)
場所を変え時間を変え10点購入しても全滅だった……。(写真/集英社オンライン)
すべての画像を見る

都内かつ山手線沿線という限られたエリアであり、あくまでローカルでの調査結果にすぎないが、少なくとも今回の調査では一度も遭遇できなかった。地方やロードサイド店舗ならば、また結果は変わっていたのだろうか。

ちなみにこのハート型企画、広報によると実施期間は未定であり、来年以降の開催も《現時点では未定です》とのことだ。

語呂合わせからさまざまな記念日がある8月10日、今後も食品業界ではハートフルな試みが行われるかも?

取材・文/久保慎