取材の帰りに「わかしお」に乗っていた記者

8月13日、千葉県では朝から断続的に激しい雨が降り、夕方以降は発達した雨雲が県内に次々とかかった。各地で1時間に100ミリを超える猛烈な雨が観測・解析され、線状降水帯も発生。広い範囲に大雨特別警報が発表された。

千葉市中央区では、14日午前10時までの24時間雨量が367.0ミリに達し、1976年の統計開始以来、観測史上最多を更新した。平年の8月の1カ月分のおよそ3倍にあたる雨が、わずか1日で降ったことになる。

千葉行き電車の車内より、事件取材後に足止めされた集英社オンライン記者(撮影/集英社オンライン)
千葉行き電車の車内より、事件取材後に足止めされた集英社オンライン記者(撮影/集英社オンライン)
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猛烈な雨によって、県内各地では道路や住宅の浸水、車の水没などが相次いだ。千葉県の14日午前8時半ごろの発表では、市川市、佐倉市、八千代市で計4人が死亡したほか、1人が心肺停止、1人が行方不明となっている。住宅の浸水被害も深刻で、大網白里市では大網駅周辺の広い範囲が冠水した。被害の全容はまだ明らかになっていない。

交通機関への影響も広がった。JR東日本では14日朝から外房線、総武本線、内房線など県内の複数路線で運転を見合わせ、久留里線は終日運転を取りやめるなど、各地で移動手段が寸断された。

その外房線で13日夕方から足止めされたのが、集英社オンラインの記者が乗っていた特急「わかしお」だった。