親の太ももを枕に眠る子ども、車内で一夜

13日午後5時40分ごろ、車内に「外房線は沿線の竹が倒れ、運転を見合わせる」とのアナウンスが流れた。

その後、「雨と雷が強く撤去作業が困難」と状況を知らせる放送が続き、午後8時を回るころには雨足がさらに強まった。

午後9時以降、駅の改札は閉じられたものの、乗客は窓口付近から駅の外へ出ることができ、近くのコンビニへ食料などを買いに行く姿もみられた。駅構内には災害用の延長コードが用意され、乗客がスマートフォンを充電できるよう電源も開放された。

解放された電源(撮影/集英社オンライン)
解放された電源(撮影/集英社オンライン)

特急の車内には家族連れも多かった。親の太ももを枕にして眠る子どもの姿がある一方、近くのビジネスホテルへ向かう乗客もいた。

乗客が減って空いた座席を向かい合わせにし、足を伸ばして眠る人もいたが、大半は座席に座ったまま、あるいは改札付近のベンチで夜を明かすことになった。

長い待ち時間を少しでも紛らわせようと、近くでUNOなどのカードゲームを買ってきて遊ぶ人や、スマートフォンで映画を観る人もいた。

夜が更けても荒天は治まらない。駅のホームでは、照明が1時間に1度ほど、十数秒間消えることもあった。

わかしおの車内(撮影/集英社オンライン)
わかしおの車内(撮影/集英社オンライン)