高校生も列車内で一夜を過ごし…

電車内で一夜を明かしたのは大人だけではなかった。

白子町で開かれる予定だったテニス大会が雨で中止となり、帰路についていた東京都内の高校1年生(16)のグループは、普通列車の車内で一晩を過ごした。

疲れた表情を見せながら、高校生の一人が話す。

「昨日の夕方5時くらいに電車が止まって、ずっと立ち往生です。普通の電車の中で寝たのは初めての経験でした。親からは心配するLINEが来ましたが、道路が通行止めになっていて車で迎えに来てもらうこともできません。一番困ったのはスマホの充電でしたが、駅で電源を貸してもらえたので助かりました。これから誉田駅まで行ってみて、動いていたらいいなと思っています」

駅構内では雨漏りをする箇所もあった
駅構内では雨漏りをする箇所もあった

 一方、13日夜のうちにホテルを確保した乗客もいた。

東京から業務委託の仕事で千葉へ訪れていた男性は、13日午後5時ごろから足止めされていたという。

「最初は『架線に竹がかかっている』という理由でしたが、どんどん雨が強くなりました。夜8時半頃に『このままだと車中泊になる』と判断し、駅近くのホテルに駆け込みました。最初のホテルは満室でしたが、なんとか別のホテルに泊まることができました」

しかし、男性は14日夕方までに東京へ戻らなければならないという。

「どうやって帰ろうか考えています。ここからタクシーで、総武線が動いている千葉駅まで行くしかなさそうです」

そう話すと、男性は足早に駅を離れていった。