取材班にこれまで寄せられたイオン従業員の証言、イオンの見解は…
しかし関係者からは制止されずに自由に再入館できたとの証言が相次いでおり、「集英社オンライン」では地震発生後、これを何度も報じてきた。
2階のアパレル専門店の男性従業員(21)は、客を屋外に避難させスタッフも外で待機していた時に店長から「中の安全の確認は取れた。中に入って荷物をとってきてもいいし、このまま帰宅してもいいよ」と言われ、財布を取るために店に戻ったと証言した。
「財布は従業員の休憩場所に保管してあったのでそこに行くと、ガスの臭いというか、トイレや下水道のような臭いがしていました。財布を取って店外に出て、モールの入り口のバス停のあたりに来た頃に『ドーン』という大音響とともに建物から煙が出ているのが見えました」(男性従業員)
別の店舗の60代の女性従業員も、
「スマホやバッグなどの荷物を置いて出てきた従業員もいて、揺れが収まった後に店に戻ろうとしていましたが、『こういう時は戻るのは危ない』と店長からストップがかかりました。ただ現場はだいぶ混乱しており店舗それぞれの判断が必要で動いているように見えました。私ももし戻っていたら…」と話す。(#1)
また、女性従業員2人への入金作業の指示を出したハビタの幹部は、「私の指示がなければ、こういうことは起こらなかった」と自身の責任を認めながら、イオン側は再入館を許可したのではないかとの疑念を口にしていた。
「爆発翌⽇、店⻑に顔⾒知りのモールの事務所職員が『私、(亡くなった)2⼈を最後に⾒たんだけれども、⼤丈夫だった?』と⼼配して電話をかけてきてくれたんです。
その方が⾔った(亡くなった従業員との最後の)会話というのが、『気をつけて⾏ってらっしゃい』『⾏ってきます』というニュアンスだったといいます。それで、(2⼈は)笑顔で⼊っていっちゃったと」(ハビタ幹部)
こうした証言があることを集英社オンラインがイオンに尋ねると、8月6日夕の段階で「出入口での抑止や周知を含む運用が十分に徹底できなかった可能性があります」と認めていた。(#9)













