「子どもだけで遊ぶものに親や学校が禁止しても無理な話でしょう」
一方、戦争や軍事に関する言葉を使った子どもの遊びについて、一部では「不謹慎ではないか」「禁止すべきではないか」といった意見もある。高橋研究員はこうした遊びをどのように捉えているのだろうか。
「子どもの遊びは大人のすることを真似するものです。例えば警察と泥棒に分かれて鬼ごっこをする『けいどろ』『どろけい』という遊びがありますが、泥棒が正しいと思うわけではなく、あくまで役割を演じているわけです。
子ども用のゲームで競馬のゲームやパチンコ台などがありますが、それに熱中したからといって、子どもがギャンブラーになるわけでもありません。
戦争ゲームが流行ると好戦的な人間になるのでは、と大人は危惧しますが、子どもはけっこうわかっているものだと考えます。また、子どもだけで遊ぶものに親や学校が禁止しても無理な話でしょう」
本日、終戦の日を迎えた。戦争にまつわる言葉が、思わぬ形で子どもたちに受け継がれている「軍艦じゃんけん」。その言葉が生まれた背景として考えられる歴史や、由来をめぐる説を知り、子どもたちに伝えていくことも、大人の役割なのかもしれない。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













