子どもはツッコむのもツッコまれるのも好き
──お二人はともにM-1チャンピオンであり、“パパ芸人”でもあります。普段、お子さんの話などはされますか?
松井ケムリ(以下、ケムリ) 石田さんとは『ラヴィット!』(TBS)でよく会っているのに、これまであまり子どもの話をしたことがなかったですよね。
石田明(以下、石田) 子どもの年齢が近い方が話しやすいもんな。僕は『ラヴィット!』だと川島(明、麒麟)さんと「学校どうすんの?」とか話してる。
ケムリ 僕は子どもが同級生のニューヨーク屋敷(裕政)さんとしょっちゅう「今どんな感じ?」という近況報告をしています。僕がこの前描いた絵本を渡したら「ありがとう」とお子さんが読んでいる写真を送ってくれました。
──石田さんは、ケムリさんの絵本『ちがうちがう』を読んで、どんな感想を持たれましたか?
石田 いやぁ、いいとこ突いてんなと思いましたよ。子どもってツッコまれるのも自分でツッコミを入れるのも、むっちゃ好きなんですよ。うちの子たちも「ママといるとやさしい気持ちになれるけど、とーちゃんといると楽しさが勝っちゃう」とか言うんです。
「なんで?」と聞いたら、「だってとーちゃん、仕事ではボケなのに私たちの前ではツッコミじゃんか。だから楽しくなっちゃうんだよ」って。
ケムリ すげえ! そんなことまでわかってるんですね。
石田 そう。で、この絵本は大枠でツッコミを入れられるポイントが各ページに1つずつあって、さらに細かくツッコミを入れられるところがむっちゃある。余白がいっぱいあるんですよね。だから子どもは何度見ても楽しいやろうなと思います。
ケムリ うわ、めっちゃ嬉しいです。
──それは、石田さんのお子さんだから特別ツッコミへの感度が高いということではなく……?
石田 僕、近所の子どもたちと遊んだりもしますけど、みんな好きですよ。ツッコミって普段の会話から口調が変わるじゃないですか。それが新鮮で楽しいらしくて。「すごいね~」とかより「すごいじゃん!」と力を入れて言ってあげた方が、テンションがアガるみたいなんですよ。
ケムリ 普段の教育の中には、そんなコミュニケーションないですもんね。
石田 子どもってリアクションを見てるから。強いリアクションを面白がるんよな。














