祈りは、相手とつながる行為

神社で祈りを捧げるということは、そこに鎮座している存在に自分の思いを向け、その相手とつながることです。

では、神様ではないものがいる神社で祈ったら、どうなるのでしょうか。

起こることは、ある意味では単純です。その「別のもの」と、あなたがつながってしまいます。

神様とつながれば、ご神徳をいただけることがあります。

一方、怒りや憎しみ、執着、怨念などを抱えた存在とつながれば、その重い気を受け取ることがあります。

体調不良だけではありません。それまで順調だった仕事が突然空回りし始めたり、些細な失敗が続いたり、人間関係のトラブルが増えたりすることもあります。

とくに避けたいのが、そうした場所で願掛けをすることです。

たとえば、「恋愛がうまくいきますように」と願ったとします。願い自体は明るく前向きなものであっても、つながった相手が重い執着を抱えていれば、その影響まで受け取ってしまう場合があります。

祈りは本来、とても尊いものです。

しかし同時に、自分の心を相手に向け、つながりを結ぶ行為でもあります。

参拝は、数を多くこなせばよいわけではありません。どこで、誰に向かって祈るのかを見極めることのほうが、ずっと重要なのです。

神社好きほど戸惑う「神様がいない神社」という視点——参拝前に確かめたい3つのサイン_2
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