地域から孤立していたのか?
一方で、飯島容疑者を知る近隣の50代の男性住民は、容疑者の仕事の様子などについてこう証言した。
「旦那さんは、背が高くてひょろっとした体型でした。土建関係の仕事をされていたようで、日焼けで結構肌が黒かったですね。家には市外の建設会社の名前が入った車がいつも停まっていたので、毎日軽井沢の方まで土木の仕事で働きに出ているんだなと思っていました。真面目に働いていたと思いますし、一言で言えば堅物で真面目な男という印象です。
家から喧嘩の声や言い合いをするような気配は、近所には全然聞こえてきませんでした。ただ、旦那さん側は元々この地域の出身ではないこともあって、周囲の住民とはほとんど交流がなかったと思います」
周囲には「真面目な一家」と映りながらも、地域から孤立し、プライベートの苦悩を相談できる相手がいなかったという。上田署の関係者は、次のように明かした。
「これまでに、この家庭から警察に対して近隣トラブルの相談が入った履歴や、家庭内暴力を巡る相談の記録は一切ありません。また、児童相談所関係を含めても、それはないですね。育児放棄などの兆候についても、警察の方では把握していません。何らかのトラブル関係で警察が事前に動いていたという事実は全くないのが現状です」
事件当日、父親から襲われたとみられる長男が、助けを求めて駆け込んだ店舗は、自宅から南に約850メートル離れた店だった。
警察当局は、容疑者の体調の回復を待って逮捕に踏み切り、離婚後の同居生活で何が父親を凶行へと駆り立てたのか、動機の解明を本格化させる方針だ。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













