プロ雀士の男性との結婚と離婚

――島への思いが伝わります。そういえば、「ヤバイ島唐辛子屋さん」というネーミングの意味は?

それは元旦那が決めました。ファンキーな名前にしたいと相談したら、そんな屋号になりました(笑)。

――その元旦那さんは2023年2月に結婚した日本プロ麻雀協会所属のプロ雀士・ノリヒトさん。しかし、今年4月に離婚したことを発表していますね。

彼とは15年近く前に雀荘で一緒に働いていた同僚でした。それからずっと会っていなかったんですが、島への引っ越しの手続きを終えて暇だった時にたまたま連絡がきてごはんを食べに行き仲良くなりました。その後、私を追って彼も移住してきて、押し切られる形で同棲することになり(笑)。

移住当初はひとりで島を満喫したい気持ちが強い一方で、結婚したい気持ちもまた強くありました。ある程度、島の生活を楽しんで、良い人がいたら結婚したいなと。

小さい頃から漁師さんと結婚したいと思ってたから、そうなればいいかなとか……(笑)。

週1回は船釣りに行くという松岡さん
週1回は船釣りに行くという松岡さん

――漁師さんですか。

私が釣りをするので、釣りのうまい人に憧れていて。

元旦那は釣りをしませんが、この人と一緒に暮らすのも面白そうと思い、同棲から4ヶ月で私から「明日籍入れよ!」と伝えて結婚することになりました。

――ですが、3年余りの結婚生活でした。

彼は私が好きで移住してきてくれたので、自然が好きだったわけじゃなかった。むしろ虫も、ベトベトする海も嫌いで、東京のほうが合っているシティボーイだったんです。

――自然に対する価値観が合わなかった。

それで彼は八丈島ではあまり外に出なくなり、芸人になりたいという夢もできたみたいで、月の半分を東京で過ごすようになり、行き違いみたいな生活になった感じですね。

――そうだったんですか。

東京に引っ越そうと言われましたが、私は「夫」と「島での生活」のどちらを取るかという選択で、島での生活を取ったということです。

彼も私よりも芸人になる夢を取ったので、お互い相手よりも自分のやりたいことを優先してしまいました。

ただ、離婚届を出したその日のうちに彼は荷物をまとめて離島したので、(離婚調停など)煩わしいことはまったくなかったですよ。