判決後に男が乱入…その時リコは?

裁判長が判決主文を言い渡した直後、法廷に乱入してきた男が「死刑やろうがボケ」「こんな判決で家族が報われるか」などと叫んで暴れたため、一時休廷になる騒ぎがあった。男は職員5〜6人で取り押さえられた後も大声で叫び続け、道警に建造物侵入の疑いで現行犯逮捕された。

「男は50〜60代とみられ、大声で『人間のすることか』などと叫びながら廷内に乱入すると傍聴席との仕切りを乗り越えました。検察官や弁護人、裁判員らも慌てて立ち上がり、逃げようとするなど騒然としました。

幸い廷吏らがすぐに男を取り押さえて大事には至らなかったものの、改めてこの裁判の注目度の大きさをうかがわせる“事件”と言えるでしょう。内田被告もこの間、驚いたような様子をみせていました」(社会部司法担当記者)

旭川地裁(撮影/集英社オンライン)
旭川地裁(撮影/集英社オンライン)
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起訴状などによると、内田被告は2024年4月18日深夜から同19日未明にかけ、当時17歳だった女子高生Aさんを留萌市内の道の駅に呼び出して車に監禁して暴行、裸にして動画撮影などをしながら旭川市神居古潭地区の神居大橋の欄干に座らせて「落ちろ」「死ねや」などと暴言を浴びせて石狩川に転落させ、溺死により殺害した。

この事件では監禁の共犯として当時16歳の無職少年X(19)と同16歳の女子高生Y(19)が逮捕され、それぞれ処分を受けた。さらに殺人と不同意わいせつ致死も含めた全ての共犯として当時19歳の特定少年だった小西優花受刑囚(21)が罪に問われ、懲役23年(求刑懲役25年)の刑が確定し服役している。

共犯3人は全員が内田被告の裁判で証人として出廷したが、Aさんが転落した際の状況について、小西受刑囚と内田被告の主張が真っ向から対立し、注目されていた。

小西受刑囚は神居大橋の欄干の外に立たせた全裸のAさんの背中を内田被告が両手で押したと証言したのに対し、内田被告はこれを否定。Aさんを残して橋から離れる途中に背後から悲鳴や大きな衝撃音が聞こえたなどと繰り返し主張していた。

内田被告(本人SNSより)
内田被告(本人SNSより)