「判決によると思います」と述べていた内田被告

「検察側は内田被告が山口組系暴力団構成員の舎弟格であった事実などを認定、自身がラーメンを食べている写真をYが撮影し、その写真をAさんが無断でSNSに転載した事実を知ると、それをネタに強請りを計画した。

Xにヤクザを装わせてAさんに電話させ、50万円の支払いを約束させ、道の駅に呼び出して監禁。途中、コンビニで店員に助けを求めて逃げ出そうとしたAさんを店外に引きずり出して暴行を加え、店員に対しては『こいつ悪いことしたからこれから警察行くんです。通報したら店も巻き添え食らいますよ』などと詭弁を弄して自らの窮地を脱した。

内田被告(本人SNSより)
内田被告(本人SNSより)

そして、最終的にはAさんを全裸にさせて気温5度の神居大橋の上で引きずり回して蹴りを入れ、欄干の上に座らせて『死ねや』『落ちろ』などの罵声を数十回も浴びせ続けた。これらの事実に対して、理由を問われた内田被告は『Aさんが死にたいと言っていたので、本当なのかどうか確かめようと思いました。本当に死にたい人なら、なんの説明もなく理由もなく服を脱ぐことは平気だと思っていたので、実際に服を脱いでびっくりしました』などとメチャクチャな主張を繰り返したことで、裁判員らの心証は小西受刑囚の証言の方に傾いたとみられます」(同前)

殺意に関しては一貫して否定、被害者参加代理人弁護士から判決を受け入れる心の準備ができているか問われた際には「判決によると思います」と述べていた内田被告。求刑通りの回答に対して控訴するかどうか、注目される。

神居大橋(撮影/集英社オンライン)
神居大橋(撮影/集英社オンライン)
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班