「気持ちいいねえ…」急に娘を触ってきたおばあさん
近くの大型ショッピングセンターで、抱っこ紐で息子を連れて歩いていた際、息子が少しぐずったことがあった。すると、近くにいた高齢女性が突然「泣かないで」と言いながら、赤ちゃんの背中をトントン叩いたという。
「まず、『泣いてないけど……』と思いましたし、いきなり手が伸びてきたのでびっくりしました。ただ、とっさに『ありがとうございます』と返してしまいました。自分でもなんでそんなことを言ったのかはわかりませんが、たぶん、向こうが良かれと思ってやっていたからでしょうね」
女性は笑顔で満足そうに、そのまま去っていったという。
こうした証言から見えてくるのは、親たちが「赤ちゃんに声をかけられること」そのものを必ずしも拒んでいるわけではない、ということだ。好意自体に困っているわけでもない。
ただ、触るとなると話は別だ。
感染症への不安、衛生面、そして親の防衛感情がある。たとえ相手に悪気がなくても、全員が善良な人とも限らないため、突然我が子に手を伸ばされれば警戒するのも当然だ。
SNSには、ほかにも多くの体験談があがっている。
「お寿司屋さん並んでたら、後から来た知らんおばあさんが急に娘の二の腕をさすさす触ってきてびっくり『気持ちいいねぇ』じゃないんよ…」
「今日初めて赤ちゃんを勝手に触ってくるおばあさんに遭遇した! ほんまにおるんや!笑 私はコートの中に赤ちゃんを入れて抱っこしてて、触れんようにしてたのに、コートにガッと手を入れて、寝てる赤ちゃんの背中をゴシゴシこすってきた笑」
「今電車で赤ちゃんを抱えたお母さんがいて、その後ろに年配の男性が立ってた。その男性はお母さんが見てない時に、赤ちゃんの腕や足をずっとツンツンして触ってた」
一方で、突然触られることをなんとも思わない親も一定数いる。今回の反響に対しても、「スーパーとかで店員さんが可愛いね〜何ヶ月〜?って手とか触ってくるの別になんとも思わんのやけど。笑顔で返しちゃう笑」「老人が勝手に赤ちゃん触ってくるやつ経験したんだけど、私自身がおばあちゃん子すぎて全然大丈夫だった」といった声もあった。
悪気がないうえに、人によって許容できる範囲が違う行動だからこそ、注意や線引きは難しい。ただ少なくとも、人の赤ちゃんに勝手に触れないよう心がけることは、いまの時代に必要な距離感であるだろう。
取材・文/集英社オンライン編集部












