中日再建をするにはあの人を監督にするしかない!
―― 一方で、ヤクルトも首位阪神に0.5ゲーム差の2位と大健闘。池山隆寛監督の明るいキャラクターでチームの雰囲気は非常によさそうです。
池山はイメージがすっかり変わったよね。現役時代はスマートでカッコよかったのに(笑)。本来、監督ってのはどっしり構えておくものなんだけど、ああいう雰囲気のつくり方はヤクルトに合ってるのかも。ヤクルトって勝っても負けてものんびりしてるから。
――10点ビハインドの9回表に野手のオスナを登板させてファンを喜ばせたりしていましたね。
あんなファンサービスする必要ないよ(笑)。そんなことしてもオスナの調子は上がらないんだから。
――そして、中日は借金15でぶっちぎりの最下位。井上一樹監督の責任を追及するファンの声も日増しに大きくなっています。
井上は人が良すぎる。去年、(右打者への死球が多い)藤浪晋太郎相手に全員左打者を並べたりしてたけど、逆だね。相手が嫌がることをするなら全員右打者を並べないと。それでひとりふたりぶつけられれば相手も調子を崩す。(2004~11年、中日で監督を務めた)落合(博満)だったらきっとそうするでしょ。
井上は人のいいオヤジって感じで、池山とちょっと似てるよね。そういう意味では池山ヤクルトが今の中日みたいになっててもおかしくなかった。
――中日再建のカギは?
井上がもっと強面になること。今は顔ばっかり強面だから(笑)。もっとベンチ内で自分を出せばいいけど、どこか他人事というか今どきのサラリーマン気質がある。
でも球団的には今の中日は理想の状態だと思うよ。弱いのに客が入る。コストをかけずに売上を上げるのは経営の鉄則だからね。
――そんなことは……(苦笑)。
それでも強くしたいなら、もう一回落合に監督をさせることだな。選手は育たないし、つまらない野球になると思うけど(笑)。
――#4では首位に返り咲いた阪神の強さの秘密などについてお伺いします!
(#4に続く)
取材・文/武松佑季
写真/村上庄吾














