「ルームランナーによる事故は、皮膚移植を必要とするケガも」
次に担当者が挙げたのが家庭用ルームランナーである。ジムが乱立している昨今、家庭用ルームランナーの普及率はそこまで高くないものの、回転するベルトと床の間に子どもがはさまれる事故による報告が海外では上がっていると語る。
「家庭用ルームランナーの使用にあたり、巻き込みリスクについては気を付けていらっしゃる方が多いと思うのですが、どの程度のけがをするかという認識はそこまで高くないように思います。巻き込まれてしまった場合、深達性熱傷を伴う場合があるのです。
深達性熱傷とは皮膚の深部にまで損傷が及ぶ火傷のことです。ベルトの摩擦によって皮膚が深くえぐれてしまい、皮膚を移植する手術が必要になるという場合も少なくありません。アメリカでは『鏡を置いて幼児がどこにいるか把握できる環境下で使用してください』や『使用する際は部屋に鍵をかけて幼児が入ってこられないようにして使用してください』などの注意書きがされています。
はさまれることだけではなくて、はさまれた後にどのようなケガをして、どのような処置が必要になるのかという点でいえば、家庭用ルームランナーの危険性は的確には伝わっていないように感じます」













