南フロリダで歓喜した「ベネズエラコミュニティ」
飢えた母親にとって、国連憲章が何だというのか。拷問された学生にとって、内政干渉の禁止が何の意味を持つのか。「戦争反対」とアメリカを批判している一方で、ベネズエラの人々は「誰でもいいから助けてくれ」と叫んでいたのだ。
以下に報道を引用する。
「ニュースを聞いて間もなく、南フロリダ中のベネズエラ人たちが、この離散したコミュニティの人気レストラン『エル・アレパソ』の外に集まり始めた。ベネズエラの国旗をまとった人々が踊り、歌い、何時間にもわたって『ベネズエラ、自由!』と叫び続けた。『エル・アレパソ』の外の通りを行き交う車は絶え間なくクラクションを鳴らし、さらに多くの人々がその合唱に加わろうと集まってきた。中には、ベネズエラ代表サッカーチームのカラーを身に着けたり、首輪に小さな国旗を結びつけたりした犬を連れてくる者もいた」
「ドラルの市議会議員のラファエル・ピネイロ(カラカス出身)はこう語った。『トランプ政権がやろうとし、約束していたことを、彼らが実現したことは間違いない。ニコラス・マドゥロが、これまで行ってきたすべての罪を償うためにこちらへ連行されていることを嬉しく思う』」(POLITICO、1月4日)
悪夢を終わらせてくれた解放者
日本人は「他国のリーダーを捕まえるなんて」と眉をひそめる。だが、ベネズエラ国民から見れば、マドゥロは「リーダー」ではない。
国家というシステムを乗っ取り、国民を人質にして麻薬ビジネスに明け暮れる犯罪者集団のボスだ。警察が機能しない無法地帯で、唯一頼れる「警察」が米軍だったというだけの話だ。
実際、多くのベネズエラ人がマドゥロの拘束を知り、歓喜の声を上げ、帰国を計画し始めている。彼らにとって、星条旗を掲げた米軍は侵略者ではなく、悪夢を終わらせてくれた解放者に見えている。
次に「石油狙いの帝国主義」という批判だ。トランプは隠そうともせず「石油インフラを直して金を稼ぐ」と言っている。日本人はこれを「強欲」と蔑むが、資源を腐らせて国民を貧困に突き落とすことのほうがよほど罪深い。
マドゥロ政権の無能さゆえに、世界最大級の埋蔵量を誇る石油は生産されず、国民は恩恵を受けられなかった。アメリカ企業が入り、技術と資金を投じて生産を再開させれば、雇用が生まれ、経済が回る。
トランプはビジネスマンだ。搾取だけでは長続きしないことを知っている。













