2026年のラーメン業界に訪れる4つの潮流
ラーメンは1から地域密着のブランドを築くのが難しいため、すでに結果を出している店は魅力的な投資対象となる。大手企業にとっては即戦力のブランドを獲得でき、店にとっては経営基盤や資金力を得られる。双方にメリットがある構図が整いつつあるため、この動きは2026年にさらに勢いを増すだろう。
総じて2026年のラーメン業界は、「『ちゃん系』を中心とした昭和レトロの再評価」「半濁系の復権」「価格問題への対抗策としての汁なし系」「個人店のM&Aによる業界の組織化」という4つの潮流が同時進行する一年となるだろう。
そしてその根底には、美味しいラーメンを持続可能な形で作り続けるにはどうするべきかという店側の必死の模索がある。味の原点回帰、経営の合理化、技術の深化、そして時代を超える味の追求——2026年のラーメン界は、まさに新しいステージへ踏み出す一年になりそうだ。
取材・文・撮影/井手隊長












