「先輩方と比べられて毎日辛かった」

――妹思いのお姉さんですね!その後、歌手として活動される中で辛い時期もあったと伺いました。

そりゃもう毎日、辛かった!日々、楽しいと感じる物事が何1つなかった!

姉妹で比べられることよりも、「浜崎あゆみさんの次に松浦勝人さんが時間と労力とお金とをかけた大型新人」って売り出し方だったから、めちゃくちゃプレッシャーでどんどん自信がなくなっていきました。

Every Little ThingさんやDo As Infinityさんとか、同時期に売れていた同じ三人組のバンドがすごすぎて、day after tomorrowのボーカルとしてついていけるんだろうか、という不安と心配は常にあった。しかも「自分たちだけが売れていない」となり、自分が原因なので自分を責めていました。

misonoのデビュー曲となる、day after tomorrowの「faraway」
misonoのデビュー曲となる、day after tomorrowの「faraway」

――とはいえ世間からしたら十分売れている認識でした。

売れてるかのように世間の人は感じてたかもしれないけど、エイベックスがすごいだけなので。新人なのに全曲にタイアップがついてて、全音楽番組に出れて。

恵まれた環境を与えてもらったのは事務所の力でしかないから。周りの人から褒められても自分の実力じゃないし、結果を何も残せてないから嬉しくなくて素直に喜べなかったです。

スタッフさんから「浜崎あゆみさんはこうなのにmisonoは…」って注意されたりしたけど、3年間ずっと反抗期みたいな感じで、売れてもいないのに誰の言うことも聞かなかったし、『カメラ目線ください!』ってお願いされても俯き続けたり、激太りしたのに逆ギレしたり。正直いつクビになってもおかしくなかったと思います。