55対45の僅差で勝つのは…!?
—(笑)。令和ロマンと霜降り明星はまず決勝ラウンドに残るじゃないですか。
友保 もちろんね。どっちも残るでしょうね。もうひと組は誰です?
—これはもう、金属バットです。「霜降り明星、令和ロマン、金属バット」の最終決戦。
小林 それやったら僕ら勝ちますよ。そんな若造ら相手。
友保 勝つかぁ!! 何年負けてきてん俺ら(笑)。
小林 僕らだけTHE SECONDのファイナリストになってますから。
友保 霜降りと令和ロマンは免除されてるんや! 出れんのはラッキーやって。おめでとうやねん。
小林 THE SECOND出て負けてたってことやろ?
友保 ちゃうねん。あいつら出られへんねん。俺らM-1の留年やねんこれ。
—THE SECONDはM-1の留年なんですか?
友保 留年、補講です。
—これ、結局誰が優勝するのでしょうか?
友保 もうAIに聞いてみたらええやん! ええっと「霜降り明星と令和ロマンがM-1に出たらどっちが優勝すると思う?」って聞くで。
「霜降り明星と令和ロマンが仮にM1グランプリで対決するシナリオを考えると、めっちゃ面白い戦いになりますね。M-1のルール上、過去の王者は同時出場できないけど、もし出たらという前提で両者のスタイルと実績から予想しています……ネタのインパクト、審査員の好み、時代とファン評などなどありまして……結論! 令和ロマンがやや優勢。55対45。僅差だけど、令和ロマンの連覇経験とネタの安定感が一歩リード」(AI、以下同)
いやいや霜降りだいぶ安定してんで。NGK(なんばグランド花月)のトリやで。
小林 めっちゃ強いよ。
友保 「霜降り明星は爆発力で逆転の可能性もあるけど、決勝のプレッシャー下では令和ロマンが有利」
おい、霜降りなめんなよ。
小林 霜降り〜プレッシャーに負けたか〜。
友保 「もしこの対決が実現したらM-1史上に残る激戦間違いなし。あなたはどっちを応援したい?」
いや、やかましいわ(笑)。
—最後絶対なんか問いかけてきますね。
友保 なんで広げようとすんねん、マルチ(商法)のやり方やん。
—やっぱり金属バットも聞いてみていいですか?
小林 それはさすがに勝つって。
友保 「霜降り明星と令和ロマンと金属パット、M-1ブランプリの決勝ラウンドで戦ったら誰が優勝しますか?」はいはいはい。まずは分析ね。霜降りと令和はM-1決勝出場の実績あり、勢いがあるとか、最年少記録とか大会フォーマットに慣れて、完成度が高い、はいはい。ほんで、俺らのやつは…。
「金属バットはカルト的な人気。インディーズライブやTHE SECONDで評価が高い」
弱いな! で、結論。
「M-1は爆笑量やネタの完成度、審査員の好みが勝敗を分けます。優勝予想最有力は、霜降り明星」
ここは霜降りや!
「次点・令和ロマン、ダークホース・金属バット」
小林 ダークホース?
友保 結論は僅差で霜降り明星が優勝。俺らが入ることによってちょっとアルゴリズムが変わったね。
「M-1は当日のネタと空気感がすべてなので、3組ともチャンスはあります」
ねえよねえよ、出れねえんだよバカ。俺らもう出れねえんだよバカ! てめえふざけんなよバカ!!
小林 3組ともチャンス……あるんか……。
取材・文/西澤千央
















