「乗客の安全を考えると本当にどうにかしたい」
そんな人気駅に“出没”するのは、近年問題となっている「迷惑撮り鉄」たちだ。今回の投稿主は「鉄道ファン」か定かではないが、駅職員も一部の迷惑客の存在に頭を悩ませているようだ。遠州鉄道のある職員が現状を証言する。
「一部の利用客のマナーがあまりよろしくなくて我々も悩んでいます。線路内に立ち入って撮影するかた、ホームを走るかた、安全柵から身を乗り出して撮影するかたもいて。運転手は、月に3、4回は急ブレーキをかけますね。そういうかたは注意しても『うるせーなー』と逆ギレしてくる。乗客の安全を考えると本当にどうにかしたいです。
私は今回の事案については車掌に話も聞いてないし、何があったのか分かりませんが、動画に映っている車掌は弊社の男性の車掌で下り車線の列車です。ただ、何があったとしても中指を立てるのはよろしくない」
遠州鉄道の担当者に今回の事案について問い合わせると、こう回答があった。
「現在、調査中のため経緯や詳細はお答えしづらい状況ですが、車掌から聞き取りをしたところ29日にさぎの宮駅で中指を立てたことは事実です。動画に関連して複数のご意見、問い合わせをいただいております。どのような事情があろうとお客様に対して、あのようなことをするのは決してあってはいけないことですので、今後も指導を徹底していきます。今後の対応については検討中です」
車掌はなぜ中指を立てたのか……都市伝説の舞台でまたひとつ“謎”ができてしまった。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
 
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                        





 
 





















