改革が厳しいという一番の理由は何ですか?
――市議選後に再度不信任案が可決され失職したら、また市長選に出ますか。
状況によりけりだと思います。私の代わりに改革の意志を継いで闘い抜ける方が出てくれば、それはまたそのときに考えなきゃいけないことだなと思います。
ただ、やっぱり今までの状況を見てても相当厳しい現実で、「改革を成し遂げるために絶対に折れないぞ」っていう意志も必要だし、ある程度知識もないといけないです。突然入って右も左もわからない状態ですと、なかなか今の状況を変えるというのは難しいでしょう。
――改革が厳しいという一番の理由は何ですか?
やはり「変えたくない」「変わりたくない」という勢力ですよね。私が市長になったことで一歩前に進んだ改革をなかったことにしたい、元に戻したいっていうような力が働いているんじゃないかって私は思っているので。
――市長選までもつれこめば市政は年明けまで安定しないことも予想されます。この状況をどう思いますか?
長らく続いたものが変わるときですので、なかなかそう簡単にスパンといかない部分もあるかと思います。もう少しスムーズにパッと変わるんじゃないかって期待感がたしかにあったと思いますが、現実にはまだまだ変えていかなきゃいけないところがあります。
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学歴詐称と隠蔽疑惑の解明を進めた市議会との対立を“改革派と抵抗勢力の闘い”だと主張する田久保市長。
後編では疑惑に絡む見解を質した。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班