日本語をほとんど話せない中国人児童が2割以上在籍
前出の公立小学校関係者の男性も、「近年、SNSの影響で3S1Kの学区に移住する中国人が急増している」と指摘。同氏によると、学区内の一軒家の相場は現在約3億円で、購入者の多くが中国人富裕層だという。
しかし、コロナ禍以降の学区の実態について、彼は次のように続けた。
「以前は高級マンションや一軒家を好む中国人富裕層が多かったのですが、最近では金銭的に無理をしてでも文京区に来て、家族で1DKに暮らす中国人も増えています」(学校関係者男性)
同氏は、中国人児童やその保護者との間で生じる言葉や文化の違いによる問題も深刻だと指摘する。
「学校には、日本語をほとんど話せない中国人児童が2割以上在籍しています。さらに、中国人児童同士で固まる傾向が強く、日本人児童との間に壁ができてしまい、上手くコミュニケーションが取れていないとも聞きます。
保護者も日本の学校のルールをわかっていないケースが多く、児童にトラブルがあった際でも保護者と連絡が取れず、困っている先生もいますね。
こうした状況から、外国籍の児童をサポートする『日本語指導協力員』が学校に動員されているのですが、『税金を使って児童に日本語を教えるのはいかがなものか?』という意見もあります。
しかし、中国人の間ではSNSを通じて『文京区は日本語が話せない児童のサポートをしてくれる』という情報が瞬く間に広まり、中国人の在籍児童数は増え続けています。3S1Kは名門とはいわれてますが公立小学校ですし、東大にだって入りやすいわけでもないのですが…」(学校関係者男性)