仕事をしていく中で少しずつ元気に
──るるたんさんは、現役の大学生でもあるんですよね?
るるたん(以下同) はい。大学はまだ卒業してなくて、今は大学7年生なんです(笑)。
──大学を卒業しないのは、なにか理由があるのでしょうか。
当初は4年で卒業して就職するつもりだったんですけど。大学2年生の頃から風俗で働きはじめて、4年生のときに風俗で働いてることが親にバレて実家を追い出されたんです。
それから歌舞伎町のアパホテルで2か月間ホテル暮らしをしてから一人暮らしをはじめて。そこから大学に行かなくなっちゃいましたね。
──なるほど。風俗で働きはじめたきっかけは?
きっかけは、すごくメンヘラだったので……。自暴自棄ですね。
──いつ頃から自分をメンヘラだと……?
今でも思い出そうとしても記憶が曖昧で思い出せないのですが……。彼氏もつくらないし、他人を好きになったこともないし、みたいな感じのまま大学生になって。
すごく病んでる状態のまま、自傷みたいな感じで風俗で働きはじめました。
──実際に風俗で働きはじめてみて、どうでした?
想像してたよりお客さんがいい人ばかりで、仕事をしていく中で少しずつ元気になりました。裸の状態だったら男の人ってすごく優しいから。無条件に認めてもらってる感じがして。
最初は新橋のデリヘルで働いていたのですが、親バレしたのをきっかけに新宿のデリヘルに移籍したら、そこにすごくやる気のあるスタッフの人がいて。そこからはちゃんと職業になった感覚があって。
今まではお客さんに求められることだけが楽しかったのですが、それにプラスして仕事として成果を出すってことが楽しくなりはじめました。そこからは仕事に対してメンヘラになったかも(笑)。
──(笑)。 成果を出すために、試行錯誤したことはありますか?
まず、身なりにはすごく気を遣いました。
──どんな風にでしょうか?
爪は伸ばさない。ネイルをしない。肌は綺麗に保つ。髪の毛の清潔感は大事にするけど染めたりせず、ずっと黒髪ボブでいます。
あとは、お金を持ってるってイメージが出ないようにネックレス等のアクセサリーはしない。服もブランドものは着ないように気をつけてました。
──徹底してますね。
お客さんから見てギリ手が届きそうな存在になれるように、変に垢抜けないことを徹底していました。それが心地よかったっていうのもあるし、一番成果に繋がるので。
──身なりを気をつけたことが成果に繋がったと。
はい。あと、胸がHカップで大きかったのと、潮吹きができるようになったのも大きいですね。