審査員選考が難航 11月中に決まらず
12月5日に東京・NEW PIER HALL にてM-1の準決勝が行われた。31組が9つの枠をかけて激突し、ママタルト、令和ロマン、ジョックロック、真空ジェシカ、エバース、トム・ブラウン、ダイタク、ヤーレンズ、バッテリィズの9組が決勝進出を決めた。
というのも決勝では客ウケも重要だが、なにより“審査員7人”に評価されることが重要になるからだ。
そして今年は、その審査員の変更が確定的になっている。
昨年末に性加害疑惑が報じられて以降、芸能活動を休止し、いまだに復帰の目途が立っていない松本人志。松本はM-1の歴史において過去全19大会のうち、2004年、2015年以外の17大会で審査員を務めてきた。
しかし今年はまだテレビ復帰も果たしていないことから、審査員として登場することは考えにくく、代役の出演が予想されている。いったい誰に白羽の矢が立つのか、業界内でもさまざまな噂が飛び交っているという。
「例年、M-1の審査員選考は実は決勝直前のギリギリまでもつれています。確定するのは早くても11月、遅ければ12月まで決まらないなんてこともあるくらいです。
今年は特に、松本が年内に復帰できるかどうか微妙で、ギリギリまで世間の反応を見るかたちとなっていた。そのため、審査員選考が大幅に遅れているといわれています」(テレビ局関係者、以下同)