人生の最後に自分の正体を知りたくなった63歳のひきこもり男性が“笑う練習”をしたら…愛着障害を乗り越え、“草取り”で歩んだ社会復帰への道
ルポ〈ひきこもりからの脱出〉32
幼いころから自分を抑圧し続け、アトピー性皮膚炎が悪化した自分の姿を受け入れられずに24年近くひきこった52歳の野口哲也さん(仮名)。「自分は何の役にも立たないゴミ」だと感じ、将来を考えることすら放棄していた。45歳のとき、思い切って小さな一歩を踏み出したことで、人生は思わぬ方向に向かう――。(前後編の後編)
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