「肩車ごときで騒ぐなんてDオタじゃない」 

一方で肩車が「そんなに気にならない」という意見も。

大阪府から半年に1回のペースで東京ディズニーリゾートに通う20代女性は言う。
「ショーがちゃんと見られないのは残念だけど、小さい子がいたらいろいろ大変だと思うし、仕方ないなぁって思います。横から顔を出して覗き込めば見られるだろうし」

また、「肩車ごときで騒ぐなんてDオタじゃない」という声も。毎月2〜3回通う20代女性は「Xで肩車論争してる人たちは真のDオタじゃない。ショーガチ勢はいつも最前列付近をキープしてるから『前が見えない』なんて言いません」と笑った。

さらに、毎月通う20代男性は「肩車なんてほほえましいじゃないですか。そんなことでいちいちイラつかれて、Dオタのイメージを悪くしてほしくないですよ。ディズニーリゾートの創立者ウォルト・ディズニーはその発言を望んでますか…? と、一度心の中で自分に問いかけてほしいです」

「肩車なんてほほえましい」という声も(撮影/集英社オンライン)
「肩車なんてほほえましい」という声も(撮影/集英社オンライン)
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最後に東京ディズニーリゾートを経営する株式会社オリエンタルランドにショーやパレードにおける「肩車」をはじめとした来場客のルールやマナーについて見解を問うと、以下の回答があった。

「すべての方に快適にお楽しみいただくため鑑賞場所の譲り合いなど周りの方への配慮をお願いします。明かに周りのお客様にご迷惑となる場合については個別にお声掛けさせていただく場合もあります」

誰もが一度は夢見た冒険や音楽を体験できるディズニーだからこそ、譲り合いの精神と周りへの配慮をして楽しみたいものだ。
 

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班