iStock.com/M.photostock
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一番の推しは、「ごきげんな時の自分」

ネガティブを飼い慣らし、メンタルを管理することと同時におすすめしたいのは、 「安定している状態の自分を好きになる」こと。どんな自分もまるごと愛そうという大袈裟なことではなく、機嫌がいい状態の自分を応援するイメージです。

自分が陥りたくないのはどんな状況なのか、いい状態を保てるのはどんな時なのか。内面と対話して自分を把握し、いいメンタルの状態が続くような日々の過ごし方を研究してみましょう。

そして、好きなことや興味のあることを見つけて、没入することを体験してください。なぜなら、この没入という経験を経ることで、初めて本当の自分像が浮かび上がってくるから。

自分のことを俯瞰で見る視点は、自分に没頭したことのある人が持てるもので、やりたいことに夢中になった先でしか得られません。逆に体験しないまま俯瞰で見ようとすると、自分の本質を見落としてしまうことになる。そうなると、浅いレベルでの理解で終わってしまうし、自分のことを見誤ったままで生きていくことにもなりかねない。

僕も、はじめからこういう視点をマスターしていたわけではなく、経験を積み重ねてやっと分かるようになりました。

自分に没入して検証した結果、自分にとって好きなこと、大切なこと、我慢できない苦手なことなどが分かり、そのうちどんな時にごきげんでいられるのかがより解像度高く理解できるようになると思います。

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ポジティブ思考にもネガティブ感情にも振り回されない、新時代の「ごきげん」とは? 
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大反響&大重版御礼!

TVプロデューサー佐久間宣行、推しは「ごきげんな時の自分」と決める。それは自分の心が耐えられないことをまず知ること。_3
1,540円(税込)/集英社
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テレビプロデューサーとして地上波番組や配信コンテンツを数多くヒットさせ、さらにラジオパーソナリティにバラエティ番組MCと、メディアのジャンルを超えて活躍する著者。
日本のエンタメ界を牽引する著者自身も実は、元来のネガティブ思考、自分の弱さに悩み、不安を抱えながら生きてきた。だからこそ磨きあげられた「自分自身をごきげんにする技術」を、本書では余すことなく公開!

✔️世間や友人をつい批判的に見て、結果自己嫌悪してしまいます。
✔️SNSを見ると心が病みます。上手な付き合い方は?
✔️やりたいことはあるのに行動力のない自分にがっかりします。
✔️上司は仕事ができない人間です。考え方や仕事の進め方も合わなくてストレスが溜まります。
……etc 雑誌『SPUR』での連載や講演会などで寄せられた悩みにもこれまでの経験と著者ならではの視点からズバリ“明朗回答”。 自分の軸を整えながら生き抜くための珠玉のメッセージは必読。

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※「よみタイ」2024年8月10日配信記事
構成/「よみタイ」編集部

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