「夜間授乳も五輪観戦しながらだとあっという間」
今回、夜間の育児が最も大変だと言われている0〜2歳児のママたち100人を対象に都内の公園で街頭アンケートを行い、リアルな声を聞いてみた。
なんとその結果、「オリンピックを観ていない」と答えたのは、100人中わずか22人で、78人ものママたちが「オリンピックを観ている」と答えた。
まずは「出産して、初めてオリンピックを真剣に観戦するようになった」と答えたママたちの声を紹介しよう。
「正直、今までオリンピックにまったく興味がなかったけど、今では授乳中の楽しみです。育児が辛いときでも、一生懸命がんばっている選手たちの姿を見ると勇気づけられますね。深夜の授乳中にたまたまテレビをつけたらオリンピックがやっていて、思わず見入ってしまったのがハマったきっかけです。育児のストレスで涙もろくなっているのか、毎晩感動して、泣きながら観戦しています」(20代育休中 0歳児のママ)
「旦那は仕事や飲み会でいつも家に帰ってくるのが遅いので、育児はほぼ毎日ワンオペです。孤独でよく心が折れそうになるのですが、オリンピックに出場している選手たちを見ていると、『こんなに努力している人たちもいるから私もがんばろう』という気持ちになります。オリンピック観戦がこんなに楽しみになったのは、人生で初めてです」(30代育休中 0歳児のママ)
「授乳って10〜20分くらいかかるから手持ち無沙汰になるんですよ。しかも、眠くても寝られないから夜間授乳はかなり辛い。でも、オリンピックを集中して観戦していたら、あっという間に授乳が終わるのでありがたいです。オリンピック選手たちのことは勝手に『戦友』だと思っています。『私の息子もこんな風に立派に育ってほしいなぁ』と思いながらいつも観てます」(30代育休中 0歳児のママ)
夜間授乳で我が子を寝かしつけるため電気を消してボリュームも小さくする家庭がほとんどだったが、なかにはこんな声も。
「旦那が毎晩、リビングでお酒を飲みながら大声で観戦しているので、嫌でもオリンピックは目に入ってきます。こっちは夜泣きで全然寝れなくて、体力的にも精神的にもボロボロになりながら、半寝状態で夜間授乳してるっていうのに…。正直、イラっとしますね。『旦那は能天気でいいなぁ』と思います」(30代専業主婦 0歳児のママ)