フェスのホームページでチェックすべき4項目

まずは、「我が家にとって参加しやすいフェスか」を見極めるコツをお伝えする。フェスのホームページなどで次のポイントをチェックして、参加をイメージしてみよう。

①子ども向け設備・サービスの充実度
キッズエリアなどの子連れ向けの設備の有無は大切。遊具やアクティビティがあれば子どもも退屈せず、フェスを楽しめる。

乳幼児連れなら、授乳室やおむつ替えスペースがあるかもチェックしよう。子ども向けサービスの充実度で、そのフェスの子連れウェルカム度がわかる。そうしたフェスは子連れ客が多いため肩身の狭い思いをしなくていいし、子連れ同士、助け合う空気もあるというのが私の印象。

②天候
野外フェスでは、雨が降っても屋内にすぐ避難できない。特に山の天気は変わりやすいため注意が必要だ。フェスの天候を知るためのヒントが開催地の標高だ。

スキー場など標高の高い場所で開催されるフェスは比較的天気が変わりやすいため、レイングッズは欠かせない。一方で都市部のフェスも気温が上がりやすいため、熱中症対策が必須。

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③トイレの場所
特に幼児連れは必ずチェックしたいのがトイレ環境。子どもが行きたくなったらすぐにトイレに入れる環境が望ましい。

トイレの数や、各エリアにまんべんなく設置されているかをチェックしよう。トイレの場所は、フェスのホームページのエリアマップで確認できる。

④ステージ間の距離
会場の大きさやステージ間の移動距離も確認しておくと安心だ。大きなフェスだと別のステージまで数十分歩くこともある。エリアマップを確認して、子どもと一緒に無理なく会場内を移動できるか確認しよう。

子連れならコンパクトなフェスを選ぶか、規模が大きいフェスは楽しむエリアを絞るのが無難かも。意外な盲点は、駐車場と会場の距離。駐車場からシャトルバス移動という場合もよくあるので要注意。