「いつも空いてる」「ガラガラ」といわれていた志摩スペイン村に異変が……!?
テーマパーク「パルケエスパーニャ」を中心に、ホテル、天然温泉をあわせもつ複合リゾート施設「志摩スペイン村」。1994年の開園以来、入園者数は減少傾向にあり、近畿圏に住むファンが「潰れないか心配」と口にすることもあったそう。
だが、今年のゴールデンウィークには一部のアトラクションがなんと100分待ちになっているとXで投稿され、タイムラインは驚きの声で溢れていた。
2019年には公式サイトで、「混雑していないからこそ他施設より2000%遊びたい放題」「待ち時間ほぼゼロ!」「空いているから映え放題」と、自虐のようなキャンペーンを展開していたことで、Xなどではむしろ「潔い!」との声が寄せられていた志摩スペイン村。
そんな地方のテーマパークでいきなり100分待ち発生とは……いったいなにが起こっていたのか。
「今年もたくさんのお客さまにご来場いただき、GW中はほとんどの日で施設内のホテルが満室になるなど盛況となりました! ただ、ご期待にそえず申し訳ないのですが、なにかが起こったとか大きく変わったというわけではなく、実はそれが例年通りの平常運転という感じでして……。今年の入園者数もほぼ例年どおりだったんです」(上村さん、以下同)
ん、どういうことだ? では、世間に浸透している「いつも空いている」というイメージがそもそも間違い?
「そうかもしれません(笑)。2019年に行なったキャンペーンがなぜか今年になって誤解を生んだのかもしれませんが、そのキャンペーンは私どもの意図とは違う形で広まってしまっていたんです。
春休みで時間のある学生さんに来てもらうために行なった2月・3月の“学割キャンペーン”でした。たしかにこの時期は閑散期ではあるのですが、私どもとしては『いつもガラガラで空いていて大変なので、ぜひご来園ください』といった意味でやっていたつもりはなく……。
しかし、ネット上では自虐的ととらえられて話題になり、『いつも空いている』というイメージが勝手にひとり歩きしてしまったのかな、と認識しております」