彼氏がいることをファンに公言

――アイドル時代は忙しい中、どうやって男性と会っていたんですか?

とにかく時間がないんで、睡眠時間を削るか、同棲するかのどちらかでした。当時、土曜日の午前中からライブがあって、私には「花金」という概念もなかった。

でも、スル相手は社会人で、金曜日の夜しか空いてないんですよ。だから金曜日の夜飲んで、次の日二日酔いでゲロ吐きそうになりながら、顔真っ青でライブしていました。

ファンの女の子に 「何で顔むくんでいるの? 昨日の夜飲んだんでしょ! プロ意識が足りない!」って泣かれたこともあります。「うるせえな」って言い返しましたけど。

――彼氏や“おともだち”がいることは、ファンの方々に秘密にしていたんですよね?

いや、言っていました。当時から私は炎上キャラだったので、何をしてもファンは減らなかったです。“洗脳完了”しているんで。

ファンの人たちには、「私が笑顔でステージに立てるのは、お前らのおかげじゃなくて、プライベートで支えてくれて、私の性欲や寂しさを埋めてくれる男の子たちがいるから。だから、会いたくもない君たちに笑顔を振りまけるんだよ」って言っていました。

お金をくれるから会っているだけで、そうじゃなかったら何でこんなおじさんたちと会わなきゃいけないの?という気持ちでやっていました。

過激な水着姿の胡桃(本人SNSより)
過激な水着姿の胡桃(本人SNSより)
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――ちょっと言い過ぎでは……当時からアンチはいましたよね?

いましたよ。同じグループの別の子を推していて、私をとことん叩いてくるオタクもいました。「そらちゃんは、俺の推しと仲よくしないでほしい。悪影響だ」とか言ってくる人もいましたね。

でも、ほかのメンバーのファンに好かれたところで、私には何のメリットもないじゃないですか。 だから、私は「嫌われて上等」みたいな感じで振る舞っていました。

中には、私に文句を言うためにわざわざお金を払って、私とチェキを撮りに来るやつもいました。でも、そのお金は私に入るから「炎上商法成り立っているじゃん!あざっす!」って感じでした。

私が嫌いだったのは、“お説教ジジイオタ”と彼氏面してくる“勘違いオタ”。昔モテてこなかったのか、アイドルオタクって勘違いしている人が多いんですよ。

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ここまで毒舌でファンを小馬鹿にしたアイドルはみたことがない。胡桃は何故ここまで毒舌なのか、後編では胡桃に厳しい質問も投げかけてみた (♯2へ続く)