100人中、風呂キャンセル界隈は何人?
今回のアンケートでめったにお風呂に入らない“界隈ど真ん中”の人は100人中9人。では、お風呂を頻繁にキャンセルすると、医学的に人体へどのような影響があるのか。渋谷文化村通り皮膚科の倉田照久院長はこう語る。
「衛生面だけでなく、皮膚の健康に対する悪影響が多々あります。適度な入浴は、皮膚の清潔を保ち、感染症を防ぎ、皮膚のバリア機能を維持するために重要です。
とくに梅雨の時期は湿度の影響で真菌(カビの総称)が繁殖しやすいため、毎日お風呂に入るのがベストです。日々の入浴習慣を確立することが、長期的な健康維持につながる重要なステップになります」
ちなみに、“界隈”を卒業できた人たちは、風呂嫌いを克服するコツをこう教えてくれた。
「仕事帰りにジムに通うようになったらお風呂が苦じゃなくなりました! 界隈の人たちは風呂つきのジムに通うことをおすすめします」(20代男性・食品メーカー)
「昔は酔って帰ってきたときは入らないのが当たり前だったんですが、それだと翌朝、疲れが残る感じがして。ある日、体によくないなと思い、帰宅したら意地でもお風呂に直行するようにしました。
すると、お風呂に入らなきゃってプレッシャーもなくなってリラックスして夜を過ごせるようになったし、翌朝も疲れが残りづらくなりました。今は逆に帰宅してすぐお風呂入らないと落ち着かないです」(20代女性・サービス業)
界隈の方々は、体が「痒ィわい!」となる前にどうぞご参考に。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班