「ボンビー」登場なし⁉︎ 教育版をプレイ

今回はひとり用モードをプレイ。教育版では、プレイする地方を北海道~九州・沖縄の7地方(全国プレイも選択可能)、プレイ時間を1~3年から選択する。

通常版とは異なり、授業時間に合わせてプレイ時間を短めに設定できるのも特徴的だ。

プレイする地方を北海道~九州・沖縄の7地方から選択(全国プレイも可)。 ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment
プレイする地方を北海道~九州・沖縄の7地方から選択(全国プレイも可)。 ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment
プレイ時間は1~3年から選択。 ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment
プレイ時間は1~3年から選択。 ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment
ゲーム開始! ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment
ゲーム開始! ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment

プレイ自体は、サイコロを振り、自分の列車を進めていくという通常版と同じような進め方だが、駅に停まると、その駅周辺、都道府県のトピックが右側のバーに映し出される。

たとえば、「東京都東京駅」に停まった場合、「赤レンガ駅舎」「皇居」といったその地ゆかりのランドマークに関する説明がされる。さらに都道府県の県庁所在地や人口、名所なども紹介され、その地域全体の情報を総合的にインプットできるようになっている。


右側のバーに駅周辺、都道府県のトピックが表示される。 ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment

右側のバーに駅周辺、都道府県のトピックが表示される。 ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment

駅周辺トピック。 ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment
駅周辺トピック。 ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment
都道府県トピック。 ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment
都道府県トピック。 ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment

なお右上のメニューバーからすべての都道府県の情報をいつでも見ることができる。自分のペースで気になる地方をチェックできるので、生徒も自主的に学びを深められるだろう。 

右側のバーから各地方のトピックを表示できる。 ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment
右側のバーから各地方のトピックを表示できる。 ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment

そしてなんとシリーズおなじみのキャラクターである「貧乏神」や「キングボンビー」が登場しない。これは、生徒同士の摩擦になる要素を削除したという、「教育版」ならではのゲーム内容調整によるもの。

従来の「桃鉄」のように「カード」の使用や物件の購入もできる。 ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment
従来の「桃鉄」のように「カード」の使用や物件の購入もできる。 ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment

学生はもちろん、社会人もプレイすべし、の理由

感想としては、ゲームを楽しみながらも、各都道府県の情報がすっと入ってくるため、「勉強」ということを意識せずにプレイすることできた。おまけにプレイ時間も短めなので、長時間のプレイでダレることもない。頭に入れた情報をメモしたり、ノートにまとめたりするなどして知識の定着を図ることができそうだ。

遊び感覚で勉強できるので、子どもの勉強はもちろんだが、社会人の学びなおしにも役立つ可能性があると感じた。

大げさかもしれないが、地理に関する普遍的な知識が身を助ける場面は少なくなく、「桃鉄」を一緒にプレイすることで初対面の人間とも打ち解けられるかもしれない。

学びとコミュニケーションを深めるために「桃鉄」は、最強のツールと言っても過言ではない。