宝島さん夫妻について「面識がない」と話す佐々木容疑者
新たな容疑者逮捕を受け、宝島夫妻と親しい関係者の1人は事件の早期解決を願いなから、事件に巻き込まれるきっかけになった「物件探し」についてこう語った。
「15日の夜に2人(宝島夫妻)が不動産屋と同行したのかについては、深夜の不動産の内見は仕事柄それほどおかしくはないです。店舗を開くにあたっては、朝、昼、夜、終電終わり、夜中という風に時間帯によって人の流れ、動線がどうなるかを確認する必要があるので、それで行ったのかなと思います。(サンエイ商事としては)上野に限らず、いろんな場所に店舗展開を考えていたと思いますし、多くの不動産会社と付き合いもありました」
平山容疑者が「アニキ」と恐れた佐々木容疑者について、大崎署に移送される際に撮影した写真を見てもらいながら心当たりがないか聞いてみた。
「まったくわからないですね、名前も含めて。上野近辺にいっぱいいそうな方ですけどね。コワモテというか、たくさんいすぎて逆にわからないというか。しかし、この事件自体謎が多すぎて、ニュースを見ながらずっと考えてるんですけど、疑問なところしかないから」(同前)
佐々木容疑者も、取り調べに対し宝島さん夫妻について「面識がない」と話しているという。
事件発生から間もなく2週間を迎える。だが、別の関係者によると宝島さん夫妻の葬儀の日程もまだ決まっていないという。「アニキ」の逮捕はまだ、事件解明の入り口にしか過ぎないようだ。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班