「円楽のプレイボーイ講座」と「エロ落語」
――でも、たしかにあの演芸コーナーのキャスティングってどうやって決めてるんでしょう。
友保 俺が聞いたんは、ダーツらしいっすよ。大金持ちのおっさんが座っててダーツ投げて当たった芸人らしいですよね。
――じゃあ金属バットにもチャンスありますね……。
友保 いや、あの時間に金属バットっちゅう名前はふさわしくない。不適切。玉袋筋太郎さんがNHK出るとき「たまちゃん」になるみたいに、俺らも名前変えたほうがいいかもしれない。ホームランズとか。
小林 ホームランズ……。
――しかしお二人が笑点に対してこんなに熱いとは。
友保 全年齢層が笑える最強の笑点メンバーって誰やろなって思うんですよ。司会はやっぱ圓楽師匠でしょうね。星の王子様ですからね。今や馬ですけど。
――本連載の担当編集は「円楽のプレイボーイ講座」(前田憲男とプレイボーイズ)というCDを愛聴していたそうです。
友保 俺も聴いたことある! 「女というのは……」ってやつ。圓楽師匠がエロ落語やるやつもいいんですよ。一番エロいとこ言うてくれへん。「こっから先ページがなくなりました」って、おいちょっと待ってくれよ! こっからやん! いやあエロいですからね。だってね、着物の色、ほんまランジェリーと一緒の色ですからね。
小林 (笑)。
――馬のイメージしかなかったです。
友保 今やね、でも昔は星の王子さまですかね。カレーか圓楽ですからね、星の王子様といえば。あとニューヨーク。だからMCは絶対、圓楽です。
小林 歌丸師匠は司会になったときよりもプレイヤーでおったときのほうが絶対によかったな。
友保 それやな。あと楽太郎さんもいるよね。
小林 あっこはセットやな。
友保 楽太郎さんなんかめちゃくちゃ男やし。ケンカもめちゃめちゃ強い。因縁ふっかけられたらベルト取って拳に巻く。ほんまに強いやつ。偶然ですけど、カウスボタンのボタン師匠がおんなじことやってました(笑)。