小松容疑者は13歳のころに高1男性を…

これまで集英社オンラインでは小松容疑者について#1#2#3で詳報してきた。その中では小松容疑者が13歳のころに起こした“初犯”についても報じている。

2015年1月26日、宇都宮市の集合住宅に住む高校1年生のAさん(16)が、顔面などを殴られ自宅の玄関で死亡していた事件だ。事件当時、Aさんは足首を骨折しており松葉杖を使用していたが、小松容疑者はその松葉杖を使って殴打を繰り返したという報道もあった。

Aさんの死因は全身打撲の失血死で、小松容疑者は「かっとなってやった」と供述していた。同じ中学の先輩後輩だったという2人は同じ集合住宅に住んでおり、ふだんから仲良く遊ぶ姿も度々目撃されていた。近隣住民が当時を振り返り、眉をひそめていう。

「それはもうひどいもんだったよ。私はたまたまAくんが暴行を受けた直後に様子を見てるんだけど、顔は原形がわからないくらいに内出血やアザで腫れあがっていた。心配して声をかけると『大丈夫です』と言って自宅に帰っていったのだけど、その直後に倒れてしまったみたいで……あいつまた人を殴って死なせましたか…」

シャンパンを開ける小松容疑者(知人提供)
シャンパンを開ける小松容疑者(知人提供)
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また、別の近隣住民は小松容疑者についてこう語った。

「近所の方の話では小松君のお父さんはちょっとヤクザっぽい人でお母さんはスナック勤めをしていたそうです。小学校高学年くらいから万引きを繰り返すようになって、中学校に入学してからは足をケガしている生徒を蹴り倒して問題になったり、同級生を後ろから突然蹴ったりして問題になったこともあります。亡くなったAくんも事件当時、足をケガしていて抵抗はできなかったと思います」

身勝手極まりない暴力の限りを尽くした小松容疑者。自身が奪った命の責任をどう果たすつもりなのか。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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