全国規模で「警報レベル」に
「プール熱」といえば、その呼称から夏に流行しやすい病気という印象がありますが、近年において季節とはさほど関係がないようです。
特に今年は、9月から流行傾向が例年に比べて高くなっていることが指摘されていました。そして10~11月に入り、流行が「警報レベル」を超えてからは、各都道府県や自治体が注意を喚起。東京都内でも1999年の統計開始以降、初の警報レベルとなっています。
ただし注意喚起がされている一方で、医療資格を持たない一般人の視点からすると、感染流行の状況や病気の症状や対策について把握しづらいことも事実です。
そこで本稿では、どのような情報を参照して、状況の変化を追ったり、注意事項を判断したりすればよいのか——という視点で、そのフックになるであろう情報をまとめました。