「女子たちとまともに話していた記憶もないんです」
8年前には小学6年生の女児(当時11歳)を連れ去ってわいせつ行為をしたとして横浜地裁で有罪判決(懲役2年、保護観察付きの執行猶予4年)を受けたことのある安栖容疑者は、地元・熊谷市の友人知人のあいだでは、影が薄く、同世代の女性とはまともに会話していなかったとの情報もある。中学時代に同級生だった女性が振り返る。
「大人しくて静かで目立たないけど、友達がいないわけではなかったと思います。たしか卓球部だったので、部内の人たちとはそれなりに仲がよかった気がします。陰キャとかではなくて、地味な子って感じです。何年か前に女児になんかしたとかで逮捕されたって話は聞きましたけど、彼のことは詳しくは覚えてないですね。
安栖くんはモテるようなタイプでもなかったどころか、女子とまともに話していた記憶もないんですよ。私も必要最低限の会話しかしたことないです。前回に逮捕された事件を聞いたときに、いわゆるロリコン趣味だったのかなとか思いました。今回の事件でもニュースを少し見比べて、未成年の学生さんかもしれないってあったんで、やっぱりそういう趣味なんですかね」
小学校と中学校で同級生だった別の男性も、安栖容疑者の逮捕には衝撃を受けていた。
「たっちゃんとは家が近かったこともあり、小学校低学年のころは一緒に下校したり、よく遊んでいました。当時から物静かな子で、あまり目立たないタイプだったこともあり、学年が上がるにつれて疎遠になりました。今から5年くらい前ですかね。地元の友達と会ったときに『そういえば安栖って覚えてる? あいつ未成年誘拐で捕まったらしいよ』と聞いて驚きました。今回の事件もその延長線上なのかはわからないですけど『懲りないヤツだな』と思いましたね」