食欲がない、頭痛、めまいも夏バテの症状
不眠だけでなく、自律神経の不調は食欲不振をも招きます。
寝不足により交感神経が優位に働いてしまい、胃腸をしっかり休ませることができず、胃腸の機能が低下し、食欲も低下するからです。
暑いので、冷たい麺類などさっぱりした喉越しのいい食べ物が欲しくなるため、栄養が偏ってしまうことも、さらなる体の疲れに繋がります。
さらに冷たい飲み物・食べ物の摂りすぎで、胃腸を冷やし働きを低下させて、お腹が冷えて下痢を起こすこともあり、これは脱水症に繋がることも。
また、頭痛やめまい・立ちくらみなどにも注意が必要です。
これらは、熱中症の症状の一つといわれています。めまい・立ちくらみは多量の汗により脳への血流が減少することで起こります。
冷たいものの摂りすぎには注意しないといけないのですが、逆に水分や塩分不足による脱水状態を引き起こしてしまうので、屋外に出るときはしっかり水分補給することで、熱中症だけでなく、夏バテの防止にもなるのです。