28℃で自然凍結する不思議な素材

クールリングに使用されているのは主にPCMという素材で、熱を吸収・放出を繰り返して一定の温度をキープする。
商品の温度設定によるが、主に28℃以下の環境で自然凍結し、首に巻くと心地よくクールダウンできるのが特徴だ。
結露ができないので、保冷剤のように溶けると服を濡らしたり、直接に肌に当てても凍傷の心配がなかったりする。
また、半永久的に使えて、涼しい環境に置いておけば繰り返し使用できる。電源、電池が不要のエコな熱中症対策商品で、猛暑だった昨年から大人気だ。

売り切れ続出の暑さ対策グッズ・クールリングは本当に涼しくなるの? 効果、持続時間、フィット感を比較してみた!_1
28℃以下で自然凍結する、溶けると中は液体に
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利用方法は、冷蔵庫で15~30分ほど冷やし、固くなっていたら首につける。
保冷剤タイプと比べて、触れるとキーンと冷たいという感じではないが、首全体をひんやりと冷やしてくれる感覚だ。

今回は、それぞれ価格が違う、ダイソー、無印良品、SUO のクールリングを購入し、比較してみた。

外気温が30度と蒸し暑い日だったので、どの商品も30分ほど冷蔵庫で冷やしてから使用してみた。
いずれも、首につけるとひんやり感が心地いい。おかげで額の汗も引いたが、持続性はどうだろうか。

ダイソー:クールネックリング
価格:770円(税込)
※2023年7月5日現在この商品は売り切れ。
サイズ:Mサイズ 33cm
色:ブルー(店頭にはピンクもあった)
屋外では20分くらいひんやりしていたが、40分くらい経つと冷たさを感じなくなった。
室内では、40〜45分くらいはひんやり感が続いた。その後1時間くらいでぬるさを感じるように。
お値段が安かったので、結露が心配だったが、洋服も濡れず、快適に過ごせた。

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結露せず、心地いい冷たさが持続