高校時代の思い出の場所、渋谷
――今日はのせりんさんが高校時代によく遊びに来ていたという渋谷でのインタビューです。当時はどのように過ごしていましたか?
のせりん(以下、同) 放課後にタピオカを飲みにきたり、制服のままプリクラ撮ったりっていう普通のことから、夜遊びしたり、渋谷に来て何をするでもなくすごして、家に帰らずそのまま友達の家に泊まることもありました。
特に思い出深いのはキャットストリートの入口にある広場みたいなところ。かなりの頻度でいましたね。そこで同じ高校以外の友達もできました。知り合った人全員友達って感覚だったから、あそこで200人くらい友達をつくったかも。
終電で帰ることもあれば、まだ高校生だったから補導されるのがダルイって(渋谷の)神泉に住んでる友達の家とかに避難したり。ちょっと不真面目でしたね。
――多くの時間を渋谷ですごしたんですね。
それと友達や先輩にダンサーやDJをしている人が多かったから、クラブにも行ってましたね。
ピアスも一日で左に5つ、右に3つ、バーッと空けました。ちなみに耳よりも先に鼻を空けたんですよ、生まれて初めてのピアスが鼻なんです。これも他人と違うことがしたくて。やばいですよね(笑)。
でも学校は友達がいるし楽しかったからサボることはしなかった。勉強は苦手だったからマジメってわけじゃなかったけど。
――家にはあまり帰らなかった?
友達の家に入り浸って帰らない時期もありました。
多感だったのか、高校生のときから親への反抗が強くなったんですよね。口をきかないし、連絡もしない。心配性の親だったから連絡が何回もくるけどそれがまたイヤで。