おじさん世代がメールなどで活用する絵文字の使い方や特徴的な言い回しがSNSを中心にZ世代の間で注目されている。
若い世代は使わない絵文字や顔文字を多用するなどが「おじさん構文」の特徴らしいのだが、リアルな意見を知るべく、Z世代の女子3人に集まってもらった。
あなたはいくつ当てはまる? 「おじさん構文」ってどんなもの?
——そもそも、どんな文面を「おじさん構文」だと思いますか?
守屋 まず、見た瞬間、絵文字で画面が赤くなってませんか?
工藤 分かる(笑)! 赤いビックリマークとか、ハートマークとか。iPhoneに元々入ってる絵文字じゃなくて、LINE特有の絵文字を使うから、サイズが大きくて文章の行間がすごい広くなっちゃってたりする気がします。
阿部 あ、それ、お父さんもやってるかも……。
守屋 あとは、名前に半角カタカナの「チャン」をつけて呼んでくる。「急に距離感近い!」って驚くやつ。
工藤 語尾がカタカナになっているのも特徴な気がします。「―マス」「―デス」とか、「―ジャン」とか! 「―ジャン」が「-ヂャン」になってるときもある気が。
阿部 えー! そこは「正しい日本語使った方がいいのに!」って思っちゃう。
工藤 あとは、LINEやDMなのに、メール並みに長い文章を平気で送ってますよね。ひとつの吹き出しのサイズがすごく大きくなってる(笑)。
守屋 LINEで言うと、デフォルトで入ってるムーンとかブラウンのスタンプを多用してると年齢差を感じます。
工藤 逆に若い子の間で流行ってる「ちいかわ」のスタンプを使ってる人を見たことあるけど、それはそれで無理してる感があった……。
阿部 そりゃ、おじさん構文のあとに急にちいかわのスタンプ送られても違和感しかないよね(笑)。