キャンドル・ジュンのクチコミが届く理由

Z李 未成年なのにモザイクなしで拡散したことを指摘されたけど、結局あいつが悪いからね。「ネットにあげんなよオマエ」ってだけの話。

それで、それが岸田(文雄首相)が防衛増税するかどうかってタイミングだったから、その目線そらしでスシローペロペロ事件を炎上させたんじゃないかって陰謀論を唱えるやつもいた。ガレソくんは、ディープステート(アメリカを裏で操る闇政府が存在するという都市伝説)の手先なんじゃないですかって(笑)

ガレソ なぜかそういう図式ができあがっちゃってますね。

――やっぱり陰謀論に(笑)。しかし、なぜこのような炎上が後を絶たないのでしょうか?

Z李 最近、世の中に不満を抱えてる人がめちゃくちゃ多い。給料も少なくて、好きなこともできず、鬱屈した暮らしをしてる。
そんなやつらは誰か目立ってる人間が失敗すると、「こいつ下手打った」「ざまぁ」と気持ちよくなって「いいね」を押したり拡散をする。自分が何か得するわけじゃないのに。

ガレソくんはわかると思うけど、「なんでお前、そんなにがんばるの?」ってくらい執拗にタレコミとか情報を送ってくるやつが多くない?

キャンドル・ジュンのタレコミを募集するツイートをするガレソ氏

Z李 最近だと会見が話題になったキャンドル・ジュン。「お前、キャンドルに親を殺されたの?」ってくらいすごい熱量でタレコミがくる。

ガレソ 僕のところにもすごくきます。

――インパクト抜群だったキャンドル氏の鹿の角ピアスやタトゥーがネット民的には不快で、炎上させたかったんですかね。

Z李 それがなくても同じように燃えたと思うよ。アンチって趣味というか、生き甲斐になってるから、会ったことも接点もない相手にそこまで執着できる。

ガレソ 絶対暇人です。それなりに忙しかったり満たされてる人は他人のゴシップに興味がないから、そういう話題にわざわざクレームなんてしませんよ。
だからさっき(中編)も話したとおり、執着するのは中高年の”こどおじ”とかになってきますよね。

Z李 間違いないね。