筆記試験「しりとり」の問題

事前に公開されていた適正問題例がこちら。「しりとりが成立するように並べ、最後にくる動物に丸をつける問題」です。

倍率31倍。「立川国際附属小」に受かった子は、いったい何が違ったのか?_4
事前に公開されていた立川国際の適正問題例(立川国際HPより)

実際の適正問題はこちらです。しりとりの最初と最後が示されており、真ん中に入る動物を選ぶ問題となっています。

倍率31倍。「立川国際附属小」に受かった子は、いったい何が違ったのか?_5
立川国際の実際の適正問題(立川国際HPより)

比較すると、ほぼ同じ系統の問題が出されていることがわかりますが、実際に出された問題の方がより難しくなっています。

また、立川国際には親子面接がなく、子どもだけの面接だというところも大きな特徴です。このような形式の学校はほかにもありますが、そういった場合は、子どもの対話力や表現力を見ています。

実際の面接試験では、「紙とブロックどちらで遊ぶ?」と聞かれ、紙と答えれば、さらに「何を書く?」と聞かれるという流れで、子どものコミュニケーション力や会話力、表現力を見ていたようです。

小学校受験をする子どもの中には、試験官の先生に質問されても、親の顔を見てから話す、親の反応を確認するという子がいます。そうではなく、しっかりと自分の言葉で自分の考えを話せるかどうかを見ているのではないでしょうか。

立川国際の難易度は?

立川国際の難易度についてですが、単純なペーパーテストの難易度だけで言えばコロナ禍で易しくなった難関女子校と言われる学校と同程度の問題だったかと思います。

ただし、だからといってそれらと同じレベルの学校とは言い切れません。この後、各校の平均点などを見て判断する必要があるでしょう。

問題自体は今年度の平均点を見た上で今後変わっていくでしょうから、2022 年度の問題だけで学校の難易度を判断するのは尚早かと思います。

一方で、コロナ禍で受験準備に遅れが出ている可能性を考慮して、問題が私立・国公立共に易しくなっている傾向があります。

こういった背景もあり、2023年度入学の小学校受験全体の様相自体がまだまだ見えていません。立川国際に関しても、信頼できる教育成果や難易度というのは4〜5年後に出てくると予想しています。