ゾンビ映画は壮大な大喜利大会である!

「アホだなあ」が褒め言葉! パクリ、サメ、モンスター、ゾンビ…バカバカしくて香ばしいU-NEXT映画部激オシ「タイパくそくらえムービー」_6
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君嶋 僕、ゾンビ映画がめちゃくちゃ好きなんですけど、結構わかりやすくちゃんと予算をかけたものと、邦題で『~オブ・ザ・デッド』さえつけておけば、僕みたいな物好きが見にいくタイプの映画が存在します。『インスタ・オブ・ザ・デッド』(2018)は間違いなく、僕のために作られたタイトルですね(笑)。ちなみに原題は『Anonymous Zombie』だから全然違う。

ゾンビ映画の醍醐味は、ゾンビと何を掛け合わせたらおもしろくなるかの大喜利大会みたいな感じ。それはサメ映画と通じる部分というか、サメよりもずっと前からゾンビはそれがやられていて、その中でもこの『インスタ・オブ・ザ・デッド』(2018)は、なるほどパリピと掛け合わせるのかと。これは見るしかないなと思ったんですけど、中身はひどかったですね(笑)。

内容的には別にインスタと関係なかったんですよ。でも本当にマリーシアの話とも通じますが、タイトルにつられて見て、仮に内容がアレだったとしても、笑い飛ばせる楽しさがあるのがこのジャンルのいいところですよね。

 ユーザーのほうも作品評価の星が2個とか、ちゃんと低評価をつけてくださっているのがいい(笑)。

君嶋 でも、たまに本当におもしろい作品もあるんですよ。今は有名な監督が、実は最初は低予算のホラー映画を撮っていたという話はよくありますよね。なので、実は掘り出し物もあるという。

例えば今売れてる『ハッピー・デス・デイ』(2017)の監督のクリストファー・B・ランドンさん。2015年にゾンビ映画『ゾンビワールドへようこそ』(2015)を撮っています。当時はあまり知られていなかったんですけど、「この監督おもしろいな」と思ったんですよね。で、そのうちにどんどん売れていったので、ひそかに「俺が育てた」ぐらいな気持ちです(笑)。だからゾンビ映画がやめられないし、見逃せない部分もあるんですよね。

齊藤 トロマ(詳しくはU-NEXT映画部特集#4にて)だって、ジェームズ・ガンを輩出してますしね。

 ビジネスという視点でも、日本のレンタル店の華とも言えるVシネマと共通するところがあるよね。

君嶋 僕思うんですけど、なんか近頃タイパとかよく聞くじゃないですか。でもタイパで考えたら、この手の映画は最悪じゃないですか(笑)?

 タイパに囚われちゃった人は、もうこの辺をU-NEXTで根こそぎ見てほしいですね(笑)。

齊藤 「タイパくそくらえムービー」としてね(笑)。


取材・文/今祥枝

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2023年4月現在は総勢5名。100社を超える映画会社と向き合いながらの作品調達、映画作品をテーマ別にキュレーションした特集の制作、「ONLY ON U-NEXT」として打ち出す独占先行作品の選定と交渉、映画作品への出資、映画祭との連携等々、映画に関することの全般を手掛ける。

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