M2モデルとM1モデル、どっちがお買い得?
MacBook Airは、Appleのノート型パソコンのエントリーモデルとして長く親しまれてきました。スタイリッシュかつスリムで軽く、機動力が高いマシンであることも、性別や年代を問わず多くの人々に愛される理由です。
現在MacBook Airは、Appleが独自設計したプロセッサ「Appleシリコン」の世代が異なる2つのモデルがラインナップされています。最新モデルは2022年7月発売の「M2チップ」を搭載したMacBook Air(以下、M2モデル)で、もうひとつは2020年11月発売の「M1チップ」を搭載したMacBook Air(以下、M1モデル)です。
価格はM2モデルが16万4800円(税込)から、M1モデルは13万4800円(税込)からと、M1モデルのほうが3万円ほど安価ですが、これから新しくMacBook Airを購入するのであれば、最先端のカメラやキーボードを搭載したM2モデルを選ぶべきだと筆者は考えます。
最近は「Zoom」などのビデオ通話アプリを利用したオンライン形式の授業も増えました。MacBook Airにもビデオ通話用のカメラが搭載されていますが、M2モデルなら最大1080pフルHD解像度の高画質なビデオ撮影に対応。M1モデルは最大720pなので、ビデオ画質には間違いなく差が出てきます。
また本体に内蔵するスピーカーの数も、M1モデルの2基から、M2モデルでは4基にパワーアップ。パソコンによる通話音声や音楽の再現力が向上しています。
M2モデルでは、キーボードも一層タイピングしやすくなっています。特に数字の入力やショートカット操作の際によく使う最上段の「ファンクションキー」がフルサイズなので、誤入力操作がグッと減らせるでしょう。
本体がよりスリムになり、質量も50gほど軽量になったのもM2モデルのメリットです。ノートパソコンを毎日外に持ち出して使う人にとっては、この“わずかな差”が使用感に大きく影響を与えるでしょう。