’22年11月にリリースされた、『ルイ・ロデレール コレクション 243』。’18年収穫のブドウ中心のマルチ・ヴィンテージ(ノン・ヴィンテージ)で、泡立ちも美しく、口当たりも優しいのが特徴。
“自然への敬意”を感じるグラン・メゾンの新キュヴェ
『ルイ・ロデレール コレクション 243』
極めて優美なスタイルで、多くのシャンパーニュ愛好家を魅了してきた「ルイ・ロデレール」。2021年、メゾンの顔として長く愛された「ルイ・ロデレール ブリュット・プルミエ」に代わり、“新たな顔”として「コレクション 242」が発表された。’22年11月には「コレクション 243」がリリース、愛好家の話題となっている。実はこれは、気候変動によるブドウの熟度の変化に寄り添って造られたキュヴェ。副社長兼醸造責任者のジャン・バティスト・レカイヨン氏は語る。「近年の気候変動を考えたとき、私たちも自然に寄り添ったシャンパーニュ造りをしなくてはならないと気づきました。温暖化を憂慮するだけではなく、真摯に受け止め、自然を守りながら、それぞれの年のテロワールを表現したいと考えたのです」。その味わいは果実味豊かで、かぎりなくピュア。「ルイ・ロデレール」らしい優雅さも生きている。自然への愛を感じるシャンパーニュで、素敵な新年の始まりを迎えたい。
「コレクション 243」は’18年収穫のブドウ中心のマルチ・ヴィンテージ(ノン・ヴィンテージ)
今も昔ながらの馬耕栽培を行う。馬が歩いたあとは土も軟らかく、生態系に影響を与えないという。メゾンはこの地のオーガニック栽培の先駆者でもある
泡立ちの美しさは「ルイ・ロデレール」の特徴でもある。口当たりも優しい
副社長兼醸造責任者のジャン・バティスト・レカイヨン氏。広い視野と深い知識、穏やかな人間性で、シャンパーニュ地方の生産者たちからの尊敬を集める存在
メゾンはランス市内に位置。1776年創業の老舗で、王侯貴族に愛された。ロシア皇帝アレクサンドル2世が造らせた「クリスタル」は有名
カーヴには多くの銘醸シャンパーニュが眠る
ルイ・ロデレール コレクション 243
フランス・シャンパーニュ地方。シャルドネ42%、ピノ・ノワール40%、ムニエ18%。レモンやジャスミン、ミラベルの香り。フレッシュな酸としなやかなミネラル。魚介類や和食と好相性。おせちにも。「243」は創業時から数えて243回目のアサンブラー ジュ(ブレンド)の意。
「コレクション 243」(ボックスつき)750ml ¥8,800/エノテカ
0120・81・3634
※価格は変更となる場合があります。