「蘇民袋争奪戦」の舞台となる黒石寺の本堂

祭りの準備を担う方の高齢化が進んでいる様子もうかがえた

2021年から岩手県に移住している、エロ詩吟でお馴染みのお笑い芸人・天津の木村も参加

灯籠にはそれぞれ「減量したい」「初志貫徹」など思い思いの願いも書いてある

祭りの先頭を歩くのは同祭保存協力会青年部の一向だ

灯籠の明かりだけを頼りに川へ歩く

「蘇民将来」と願いと気合を込めて川の水を桶ですくい、かぶる

川の水で身を清めた後、境内を「ジャッソウ、ジョヤサ」の掛け声とともに巡る

見物の人も暖を取れるように焚き火が焚かれた

ホラ貝、太鼓などを従えて薬師堂にのぼる住職。「別当登」と呼ばれる儀式は写真撮影不可な神聖な儀式で、住職が祈祷をしている最中に地元住民などが、お祈りをする大切な時間だった

曼荼羅米をまく住職、その間も「ジャッソー、ジョヤサ」の掛け声が響きわたる

護摩台に松明が置かれ、この周りを鬼子が三度巡るといよいよ「争奪戦」だ

「蘇民袋」をいまかいまかと待ち構える男たち

「取主」になった同祭保存協力会青年部の菊池敏明部長。生まれは黒石町。賞品として米1俵が贈られた

「取主」に青年部長がなれたことに、目頭を熱くさせた青年部のメンバー