2023年度入学のランドセルのトレンド

4位パープル、2位キャメル、1位は? 2023年度の「ラン活」速報_2
ランドセルの色もジェンダーレスに(PR TIMESより)

「男の子は黒、女の子は赤」という固定イメージは、もはや過去のものと言えます。

性別にとらわれない「ジェンダーレス」の流れは、小学生の親世代の価値観にも大きな影響を与えており、土屋鞄が昨年実施した新小学生の保護者アンケートでは、「性別による固定観念をなくしたほうがいい」という回答が8割を超えています。

確かに、今の小学生が背負っているランドセルを見ると、ブルー系を選んでいる女の子も多く、キャメル系は男女問わず増えている印象です。

土屋鞄では、ジェンダーレス・ランドセルのシリーズである「RECO(レコ)」や、全18色ものカラーバリエーションを誇るシリーズ「プレミアムカラー」が展開されており、男女関係なく、“その子らしい”色選びが叶えられる多彩なカラーラインナップが人気を集めているようです。

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スモーキーな色味やワントーン明るく華やかな色味のランドセルも(PR TIMESより)

こだわりは、もちろん色だけではありません。不要な装飾はそぎ落とし、中性的ですっきりとモダンなデザインも登場しています。特に女の子は、幼い時に好きだった可愛らしい装飾が成長とともに好まなくなったりすることがありますが、はじめからシンプルモダンなデザインなら6年間しっかり愛用できそうです。

外見がシンプルな分、内装にこだわりが光るタイプも。「ミナ ペルホネン」が特別に描き下ろした絵柄が採用されたシリーズでは、ネームタグやファスナーのチャームも個性的でおしゃれ。

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「ミナ ペルホネン」とのコラボランドセルは売れ筋モデルの一つ(PR TIMESより)

ランドセルの重さが気になる方には、素材の一部を人工皮革にすることで軽量化を図ったシリーズも。また、小学校で使用することが増えたタブレット端末の持ち運びを考慮した収納ポケットなど、機能面もしっかり考えられています。

ジェンダーレスなカラーと、シンプルモダンで機能的なデザインのランドセルが、2023年度のトレンドと言えそうです。